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熱伝導度(熱伝導率)の単位

熱量の単位には、Kcal、W、Jがあります。

Cal(カロリー)とは、1cal=4.18605J 、1J=0.238888 calと変換される熱量を意味します。

J(ジュール)は仕事量を表し、重さ1N(ニュートン)の物体を1メートル移動させたときの仕事量が1Jとなります。

W(ワット)は、1秒間にする仕事量を表す仕事率です。W(ワット)= J(ジュール)÷時間(s)=J/sとなります。


熱伝導度(熱伝導率)=λは、フーリエの法則に由来しており、キロカロリー[Kcal/m・h・℃]、ワット[W/m・K]、ジュール[J/m・h・℃]で表されます([材料内の熱の移動量]/[材料の厚さ]・[時間]・[材料両面の温度差])。[Kcal/m・h・℃]は、温度差が1℃のときに厚さ1mの物質に1時間の間に流れる熱量を表します。

 代表的な材料の熱伝導率([W/m・K])は、次の通りです。数値が小さいほど断熱性に優れていることになり、1W/(m・K)=0.86kcal/(m・h・℃)でキロカロリーに換算できます。

水・・・0.024
普通合板・・・0.178
ウレタンフォーム・・・0.025
木材(杉)・・・0,087
コンクリート・・・1.6
銅・・・370

熱伝導率は 固体>液体>気体の順序で小さくなり、断熱材はこの特徴を利用し、ごく小さな気体(空気)を使って形成されています。

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